【留学】30代半ばからの留学 まとめ13 スピーキングについて

今日は英語4技能の最後、スピーキングについて書こうと思います。スピーキングもリスニングと同じように苦手感がぬぐえなくて、未だによく分かっていません。IELTSでは6.5を取りましたが、どうすれば良いというものは分かりません。

ここでは留学中に僕がやったことを書いていこうと思います。

ただ生活するだけではスピーキングは伸びない

主にスピーキングを伸ばすために留学したようなものでもあるんですが、オーストラリアについてしばらくしてから、ちゃんと考えて行動しないと英語を喋る機会が少ないと気付きました。

  • 買い物ではほとんど英語なんて喋る必要はありません。喋っても定型文だけです。店員と楽しいスモールトークができるなら、それはもう留学して英語を勉強する必要はありません。
  • 最初からシェアハウスに住んでいて、ハウスメイトの生活がバラバラなので、そんなにしょっちゅうは会いませんでした。また、テレビは英語が速すぎて見ないので、リビングに居ることはありません。そもそもハウスメイトの半分以上は日本語が喋れました。
  • また、ホームステイしていた人も、結局コストが高かったりホストファミリーが自分の生活に干渉して来たりして、すぐにシェアハウスに移ることが多かったように思います。
  • 語学学校では、自分は常に英語を喋らないと停学を食らう学校を選びましたが、他の学校に通っていた人に話を聞くと、授業が終われば同じ国同士で固まりがちだそうです。唯一授業内だけ英語を喋るという日もあるそうです。
  • バイトすれば喋る機会はたくさんあると思いますが、日本人は一般的にスピーキングがヤバすぎるので「スピーキングを伸ばしたいからバイトしたい」と思っていくと採用されません。喋れる人が採用されます。もしくは喋る必要のないポジションで採用されます。
  • また、バイトは勉強時間を奪うので、IELTSなどのテスト対策コースに入った時はスコアが伸びずに終わってしまうこともあります。
  • クラスメイトと遊びに行くのも、日本人だと日本語が使える安心感からか誘いに乗ってくれたりするんですが、他の国の人たちはお金のセーブを優先したり、仕事があるからと言ってなかなか捕まえることができません。

このように、はっきり言って何も考えずに生活しているだけでは英語はほとんど喋りません。留学に行ってもイマイチ英語が伸びない人がいるのはこういう事情があるからです。こういうのをひっくるめて「日本人とだけつるむ」と言います。

補足(という名の言い訳)

一応補足しておくと、英語を喋りにいこうとすると結構強烈なストレスにさらされるので、心のバランスを取るために、リラックスタイムは英語を避けるという行動は理解できます。自分もストレスを感じすぎて英語が嫌になった時期があります。

言いたいことが上手く言えない、相手の言ってることが上手く聞けないのに加えて、文化が違うと共通の話題がなかなかなくて黙る時間が増えたり、喋れる人同士で会話が弾んでしまって自分は置いてけぼりなど、かなり辛い時間になったりすることがあります。

そういうことが無い、という人は英語力が十分にある証拠なので、はっきり言って勉強する必要はありません。

英語を喋るために

それでも仕事を辞め、人生がひっくり返るような出費を覚悟してオーストラリアに来たわけですから、何もしないことのある種の恐怖が背中を押してくれました。以下は英語を喋る機会を増やすために学校以外で自分がしたことです。

趣味(ダンス)

趣味は非常に重要です。英語が上手く喋れなくても友達を作ることができます。自分はスイングダンスという、カジュアルな社交ダンスをやっていて、世界中で踊られているダンスです。

https://www.youtube.com/watch?v=itY8WXTaexI

まさにこの会場に行っていました。毎週日曜日4時~6時にバンドのライブがあり、そこにみんなが集まって踊る感じです。好きな人は毎週来ますが、決まっているわけではありません。特定のパートナーがいるわけでもありません。なので色んな人と踊れるようにレッスンを受けて練習をしないといけません。

レッスンが毎週月曜日と火曜日、ダンスイベントは毎週日曜日ということで、結構足しげく通いました。ダンスが上手くなったかどうかは置いといて(笑)、みんなとすごく仲良くなりました。

ここに来るほとんどの人が地元の人で、クラスメイトが地元の人とどうやって仲良くなろうかと苦労している中、自分はほとんど問題なく友達の輪を広げることができました。

英語喋ろう会

ブリスベンでは、英語を喋る目的でみんなが集まる会というのが、各図書館の主催で開催されていました。参加は無料で、予約の必要はありません。シティの中にある図書館では週5回も開催されていて、英語を喋る練習がしたいなと思ったときはよく行ってました。

1回の参加者は50人ぐらいで、5~6人ぐらいのグループを作って適当に会話します。一応図書館の職員から「今日のテーマ」みたいなものとそれに関連するいくつかの質問が印刷された紙を渡されるんですが、別にそれに沿わなくても構いません。英語喋りたい奴らが大部屋に突っ込まれて、ただ喋るだけです。

メリットはやはり気軽に行けて、それなりに喋ることができることです。本当にただひたすら喋ります。仲良くなれば友達になってその後遊びに行くということもあるかと思います。自分はしませんでしたが。

デメリットはレベル分けが全くされないので、喋れる人と喋れない人が混在することです。慣れてない人は喋りたいのに会話についていけない、慣れている人は逆に相手に気を遣って自分の喋りたいレベルでの会話ができないなどにより、日によって当たり外れの差が激しかったりします。

普段の友達付き合いならそんなの問題にするところではありませんが、全員が喋る練習をしに来ているので、どんなレベルであっても練習にならなければちょっとがっかりしますよね。そんな感じです。

ちなみに自分は1回目のIELTSを受けたときにスピーキングが悪すぎて2回目を受けることを決めましたが、対策として喋ろう会に通っていました。ディスカッションがしたかったんですが、どうしても「自分はこうした、あーした、どうだった」など個人的な話をすることが多くて、スピーキングテストのPart3みたいな抽象的な話をすることは少なかったのがもどかしかったです。

オンライン英会話

自分の練習に付き合ってもらうためには、やはりお金を払ってレッスンしてもらわなければ、と考えてオンラインレッスンに申し込むことにしました。

自分が使っているのはフィリピン英会話ネットというところです。ここはチケット制で有効期限は3ヶ月だけど、追加で1枚でもチケットを買えば全チケットの有効期限が更新されて最後の1枚を買ったときから3ヶ月になるということで、比較的自分の都合に合わせて緩く使えるのがいいかなと思ってここにしました。今でも使っています。

半額キャンペーンの今だけ1チケット250円だそうですが、おそらくずっと半額キャンペーンをやっています。講師の写真がたくさん紹介されていますが、僕が登録したときコンスタントに予約が取れたのは1人だけでした。今フィリピンでは、コロナウィルスによるかなり強い自宅隔離政策がとられている影響で、4人の講師が積極的に予約を受け付けています。

自分としては少ない講師数というのは逆にありがたいです。というのも講師が多すぎると毎回「初めまして」から始めて自己紹介で終わったりします。限られた講師と継続的にレッスンすることでお互いのことが分かり、リラックスして喋ることができます。

講師のレベルは十分に高いです。ネイティブではないですが、問題なく喋れるし自分の間違った言い方も直してくれます。オンラインということで、回線のクオリティに依存するのと、どうしてもタイムラグがあるのがネックですが、それでも英語を話すチャンスが得られるというのは大きいです。

バーベキュー

これは喋るためというよりみんなで楽しむためですが、リアルな英会話をする場としても貴重なチャンスでした。公園でオープンにやるので、英語喋り疲れている人は日本人同士で、英語喋りたい人は英語喋るグループで、と住み分けができるのもありがたい点です。

バーベキューの誘いには国籍問わず幅広く誘いに乗ってくれました。自分が企画した場合大体50人には声を掛けます。もちろん仕事の都合がつかない等で全員が来るわけではないんですが、安く済むのと、途中参加でも途中抜けでもいいという気軽さが良かったみたいです。

バーに飲みに行くとうるさくて会話にならなかったりしますが、バーベキューだと屋外なので、雑音に困るということが無かったのも良かった点です。酒を飲みながらしゃべりたいけどけどバーには行きたくないという場合、バーベキューが最高の選択肢でした。

スピーキングを伸ばすとは

IELTSのスピーキングの採点基準に従えば、スピーキングの良し悪しとは

  • Fluency & Coherence・・・流暢さと内容の一貫性
  • Lexical Resource・・・語彙
  • Grammatical range & accuracy・・・文法の範囲と正確性
  • Pronunciation・・・発音

で判断されるわけですが、スピーキングを伸ばすときに一番大事なのは一番最初のFluency & Coherenceだと思います。

もちろん他も大事なんですが、語彙や文法はリーディングやリスニング、ライティングを練習することでも改善されます。また発音は一人で練習できるので、まだ何とかなります。さらに、発音はリスニング対策にもなります。

でもFluency & Coherenceだけはスピーキングにしかなく、相手がいないと練習することもできず、良し悪しの判定は自分ではなかなかできないところです。

さらにFluency & Coherenceの中身を分解してみるとこうなります。

  • Active vocabulary・・・会話の中で自由に使いこなせる語彙。これは単語を暗記するだけでは伸びず、使っていかないと定着しない。
  • Confidence・・・自分のスピーキングに対する自信。これが低いと、正しいことを言っても合ってるかどうか不安になり、よく詰まる。
  • Comprehension・・・相手の言ってることに正確に返答するための理解力。相手の意図を瞬時に汲み取り、違和感を与えない返答をする力。リスニングと似ているけど少し違う。

これらを改善することがポイントだと思っています。

ただ、ここまで特定はできたんですが残念ながらこれらを改善する特定のテクニックは分かりません。これらを意識してオンライン英会話で練習しているんですが、改善されているのかいないのかよく分かりません。喋りまくる以外に何か効果的な方法を知っている人は教えてください。

まとめ

スピーキングはとにかく喋る機会を増やすしかないと思っています。たとえ留学したとしても意識して喋っていかないと、学校に通う以外ははっきり言って日本にいるのと同じです。英語を喋る場面へのアクセスが非常に簡単ではあるものの、じっとしてるとそのチャンスはやってきません。

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