【留学】30代半ばからの留学 まとめ7 語彙力の伸ばし方

今日から英語の基礎力(Vocabulary、Grammar、Pronunciation)と4技能(Listening、Reading、Writing、Speaking)の勉強法について1つずつ書いていきます。

今日はVocabulary、つまり英単語の暗記についてです。基本は覚えるしかありませんが、どうやって覚えたかを振り返ってみました。

暗記とは

まず英単語に限らず、何かを覚える・暗記するとはどういうことでしょう。

それは「何も見ずに正しく言える・書ける・使える」です。

暗記が苦手だという人は多いと思いますが、そういう人は「すぐ忘れちゃう」から暗記が苦手だと思っていませんか?忘れることはとても自然なことです。自分もすぐ忘れます。人の名前なんか絶望的に覚えられません。

自分を含め、人間とは必ずいつかは忘れる生き物です。

でも、自分は暗記が得意です。学校でもVocabならタケシだ、と言われたぐらいです。なぜかというと、自分が暗記できたと確認できるまで何回も何回も繰り返し覚えたからです。

英単語が覚えられないというのは、覚えたかどうか確認せずに次に行ってるか、覚える前に諦めているからです。人間は必ず大量の英単語を覚えることができます。

ちなみにスピードはここでは問題にしていません。遅い人は遅いと思います。速める方法はありますが、かなり感覚的なアドバイスになるので、真似できるかはその人次第です。

単語を覚えるために

例えば20個の新しい単語に出会ったとします。すべての意味を辞書で調べたとしましょう。でもこの時点で覚えているのは最後の2~3個だと思います。

人間は忘れる生き物です。

すぐにもう一度意味を全て確認し直します。ぶつぶつ意味を呟きながら、またははっきりと頭に思い浮かべながら確認すると、5割ぐらいまでにはなるんじゃないでしょうか。先にも書きましたが、覚えるということは何も見ずに正しいことが言える・書ける・使えるです。しかし

人間は忘れる生き物です。

この流れを3回~4回繰り返さないと全部は覚えられないでしょう。そう書くと時間がかかりそうですが、20個ぐらいだったら10分もかければできるのではないでしょうか。先ほどスピードは問題にしないと書きましたが、さすがに20個の単語を4回覚え直すために1時間もかけたら、それは時間をかけすぎです。4周目にもなればほとんど時間をかける必要も無くなりますし。

とにかく全部覚えたとしましょう。何回も繰り返したのでしばらくは覚えているでしょう。しかし

人間は忘れる生き物です。

数時間後には全部覚えているか怪しいです。忘れるというのは無意識のうちに行われています。覚えているのか忘れているのか確認する方法は、何も見ずに言えたら覚えている、言えなかったら忘れている。これしかありません。なので覚えているかどうかを確認するために数時間後、または1日後にもう一度確認します。

そうこうしているうちにまた新しく20個の単語に出会ったとします。また意味を全部覚えたとして、前の20個は果たしてまだ覚えているのでしょうか。新しい知識が頭の中に入ってきて、前の物が追い出されていないでしょうか。

人間は忘れる生き物です。

今回の20個を3~4周して覚えたら前の20個も含めて、40個の覚えてるかどうかチェックをします。次の日は新しい20個と合わせて60個の単語チェック。次の日は80個、次は100個。どんどん増やします。

5日目には100個の単語チェックをするわけですが、1~20個目はさすがに何回も覚え直しているので時間はかかりません。下図の色の濃いところは時間がかかり、薄いところは時間がかからないとして見れば、量が5倍に増えたからと言って時間が5倍になるわけではありません。

ただそうは言ってもやっぱり単語チェックにかかる時間は少しずつ増えていき、最終的には1度にやりきれない量になってしまうので、そうなったら古い単語は数日~1週間に一度の頻度にします。

もちろん、単語チェックをしなくなれば少しずつ忘れていきます。そんなもんです。忘れることは避けられません。なので根気強く、何度も何度も覚えていきましょう。

自分は1日に200個ぐらいの単語チェックを毎日していました。200と言うのはバスに乗っている最中にできる限界量で、別に根拠があって区切っていたわけではありません。日によっては250だったり300だったり、逆に100個ぐらいしかチェックできない日もありました。

毎日続けるためには、絶対スマホを活用するべき

当然ですが、単語チェックを止めると忘れていきます。

なのでポイントは「絶対毎日続ける」です。

ではどうしたら毎日続けられるのかというと、毎日触っているスマホで単語を覚えていくしかありません。本で覚えられる人はそれでもいいですが、満員電車(オーストラリアだったら満員バス)だとしてもスマホは絶対ポケットから出しますよね。

スマホは絶対毎日見るんです。

なので、どんなアプリを使って覚えたのか紹介します。ちなみに自分はAndroidユーザーなので、iOSに同じアプリが無かったらごめんなさい。

日本に居た頃

留学前は「mikan」を使っていました。

https://play.google.com/store/apps/details?id=link.mikan.mikanandroid&hl=ja

ターゲット1900の単語セットをアプリ内で購入し、全部覚えました。どれぐらい時間をかけたのか分かりませんが、半年以上は使っていたと思います。

ちなみになぜターゲットなのかというと、そのころは高校で教師をしたので、生徒に英語も知っていることをアピールできたらかっこいいかな、という理由だけでした。まあそんなチャンスはほとんどなかったんですが。

ターゲットは思いっきり受験用の単語帳ですが、意外と留学後に役に立ちました。Cambridge英語検定対策コースに入った時に、ターゲットに出てきた単語がちょいちょい出てきて、「何でそんな単語知ってんの?」と日本人からもよく言われました。いや、ターゲットに出てたよ。

もう一つ、「シンプル単語帳」というアプリも使っていました。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sika524.android.tangocho&hl=ja

これは暗記カードをアプリ化したようなもので、覚えたいように覚えられるという点が良くて、mikanに出てこなかった単語や、フレーズで覚えたいときに重宝しました。

オーストラリアに渡ってからもしばらく使い続けていて、「後に不定詞・動名詞が続く動詞リスト」とか「句動詞オンリー」とかそういう風に使っていました。

欠点は入力の手間です。CSVファイルが読み込めるので、使いこなせる人ならある程度効率よく入力できるかと思うんですが、一般英語のAdvanceクラスに入った時に新しく出てくる単語量に追い付かなくなりました。

留学後に重宝したアプリ

辞書アプリの「Longman Dictionary English」は今のところ一番頼りにしているアプリです。

https://play.google.com/store/apps/details?id=dictionary.english.freeapptck&hl=ja

これは英英辞書として有名なものの1つで、他の有名な辞書も試しましたが、アプリとしてはこれが一番かなと思っています。自分はプレミアム版を購入しましたが、フリー版は広告が入ります。

カラフルで分かりやすく、発音が聞けるのはもちろん自分の発音チェックまでできます。さらに「Collocations」や「Thesaurus」もアプリ内で引けるのが便利です。単語ごとにメモが取れる機能もあって、どうしてもややこしい単語は日本語で意味を調べて、メモに日本語訳も保存していました。

中でも最強なのが、「My groups」機能で、調べた単語を登録することができ、後から簡単に見返すことができるというもの。履歴機能もあるんですが、同じ単語を何回も調べたり、覚え直すほどでもないちょっとした確認も履歴に残ってしまうので、履歴からMy groupsに登録するというのが便利です。

さらにお気に入り登録もできるんですが、これは自分は一度調べたものを全てお気に入りに登録して「前に一回見たよ」というサインとして使っています。My groupsに登録されているかどうかは画面上では分かりませんが、お気に入りに入っているかどうかは調べたときにすぐ分かります。

分からない単語に出会ったときにこの辞書アプリですぐに調べてすぐ登録しておくと、ほぼ手間はありません。登録した単語を毎日見返すことによって、出会った新しい単語はほぼ覚え尽くしていきました。

欠点としては「登録した順番にしか見返せない」のと「超遅い」です。

登録した順番にしか見返せないのは機能として当たり前なんですが、こうなると単語を見て思い出すというより、単語が登録されている順番で何となく意味を思い出してしまうんですよね。「これの次はこれ」「この辺りの単語はあの文章を読んだときに登録したから意味はこれのはずだ」みたいな感じで。

ランダムに見返せたら最高なんですが、それを追求するのは諦めました。とにかく大量の単語に出会って、とにかく覚えていけばデメリットと相殺されるかなと。

それとアプリがスマホのメモリを喰うのか、起動がやたら遅いです。起動後10秒フリーズしてからやっと操作を受け付ける感じです。それでも起動すれば普通に動くので、これも仕方なしとしています。

新しい単語の仕入れ方

単語帳というのはターゲット以外使ったことがなく、基本的には授業で出てきた単語、インターネット記事、テストのReading練習問題などで出会った単語を登録し続けていました。

単語帳で単語を勉強すると「これ本当に使うのか?」という疑念が湧いてきて、イマイチ頭の中に入ってきません。実際ターゲットで勉強していたときも、使いどころがイメージできない単語は覚えるのに苦労しました。

実際に読み物の中で出会った単語は確実に「使われています」。中にはマイナーすぎて一生に一度しか出会わんだろうという単語もあるんですが、自分で選別する術はないのでとにかく全部覚えています。

大量の単語を仕入れるためには大量に読めば良いです。Readingの練習にもなるし。

綴りはどうするのか

これは正直弱かった部分です。TOEICでは綴りは問われませんが、CambridgeやIELTSではWritingはもちろん、ReadingやListeningにも影響してきます。単語で答えろと言われると正しく書けないといけません。

自分は発音をちゃんと覚えることで、綴りをある程度カバーすることにしました。完全ではないにせよ、発音と綴りはある程度リンクしているので、不規則なものだけ意識して覚えるようにしていました。

少なくとも、書いて覚えるなんてことはしていません。時間がかかりすぎて他に手が回りません。

暗記速度の速め方

最後に暗記速度を速めるにはどうすればいいかについて触れます。それは「右脳を使って覚える」です。

これは別に新しいテクニックでも何でもなく、暗記が得意だと言っている人はほとんど似たようなことを言うと思います。

「意味をイメージして覚える」「場面を想像して覚える」などと言われますが、自分は見たものを写真を撮るようにして覚えることもあります。

例えば単語の意味を辞書で調べたとき、意味が説明されています。当然意味をイメージすることもあるんですが、その説明書きをそのまま写真を撮るような感じで頭に保存することもあります。思い出すときはその写真の中に写っている説明書きを読み返す感じです。

別に意識してやってるわけではないし、全部の単語をそうやって覚えることはできませんが、中には覚えてみたらそうなっちゃったということがあります。場面をイメージしにくい抽象的な単語に多いかもしれません。

とにかくこれは感覚的なテクニックで、「じゃあやってみましょう」と言ったところで全員が真似できるものではないと思います。やっていればだんだん分かってくるかもしれませんが、それよりも、遅くても速くても自分のペースで毎日続けたらいいと思います。

まとめ

とにかく繰り返し、とにかく毎日続ける。どんなスタイルなら毎日続くのかは人それぞれなので、自分のやり方が万人に通じるとは思っていませんが、何かの参考になれば幸いです。

時間をかけて覚えたものは揺らぎません。かける時間が長ければ長いほど、人には真似のできない力になります。逆に長い時間がかかるものだと思って焦らずにコツコツやっていくしかないですね。

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