【留学】30代半ばからの留学 まとめ2 留学の決断に至るまで

今日は留学したいと思った経緯の辺りを書いていこうと思います。決断しなければ何も始まらないので、最初はここかなと。30代半ばで職を辞め1年間留学するというのは、簡単にできる決断ではありません。少し長くなりますが、忙しい人のために一言でいうと「小さなキッカケを積み重ねていくうちに留学することが必然になってしまった」です。

それまで

前の記事でも書きましたが、公立高校で教師をしていたので、地方公務員ということになります。もともと教師は子どものころからの夢で、数学を使って仕事をしたいという思いから数学教師になりました。採用されるまでの非常勤時代の2年間を経て、9年間大阪府内の公立高校に勤めたことになります。

英語とのかかわり

英語教師じゃないんかい!というツッコミが聞こえてきそうですが、元々は英語は自分の人生に全く無関係だと思っていました。自分が高校生の頃は典型的な理系で、国語・社会はダメ、英語も文法は好きだったけど読解はダメ。話すことなんか絶対無理だと確信していました。

それでも大学入試で必要だったので一生懸命勉強したのと、大学に入ってからのアルバイトとして個別指導塾で英語文法を高校生に教えていたので、知識としてはそれなりにあったと思います。

英会話を始めるキッカケ(留学の約3年前)

基本的には英語とは無縁な生活をしていたのですが、ある夜、高校時代の親友にバーに呼び出されました。その親友はそこのバーテンをしていたのですが、「面白いから来い」と。行ってみると、バーテン(親友)と客の二人だけだったのですが、そのお客さんがパナマから来た女性でした。

会話はもちろん英語。「こいつ英語喋れるんかい!」と親友の隠れた才能にびっくりしたんですが、よくよく聞いてみると、全然聞き取れないことは無い。というか、お互い英語のネイティブでは無いのでカタコトの英語で会話していて、何を言っているか全て分かる!

でも、もちろん自分から喋ることはできず、話を振られて数秒考えて1語ずつ話すのが精いっぱいでした。しかし、そこでのひらめきがその後の人生を変えることになります。

「聞けるんやったらあとは喋る練習したら英会話できるんちゃうん!!?」

そこから、今までできないだろうと勝手に諦めていたことが、実はできそうなことが判明して急に興味が湧いて、しばらくして英会話学校に申し込むまでに至りました。

英会話学校申し込み(留学の2年半前)

申し込んだ英会話学校は1対1の対面式だったので決して安い金額ではありませんでした。普通は会社から命じられて会社からの補助金付きで通うのが普通で、個人で、しかも「バーで外人と英語で喋りながら飲めたら良い」という理由で来るやつは英会話学校側からしてもかなり特異なタイプで、説明を聞きに行ったときに対応してくれたマネージャーらしき人は、かかる費用を見たら諦めるだろうと思っていたと思います。

その時は夏だったので、夏の集中講座というものが30コマほどで20数万ぐらいしたかと思います。確かに理由に対して頭のおかしい投資額です。

が、その当時の興奮はその金額を上回るものでした。

  • 英語喋れたらかっこいい
  • 今まで無縁と思っていたものが急に現実味を帯びた
  • バーの出来事から毎日英会話のことを考えている
  • お金は「貯蓄をしつつ、ある程度は使う物」と信じている

こういうことを考えつつ、最終的には「我慢できひん!」と思って申し込みました。入学してから学校で先ほどのマネージャーに会ったときは本気でビックリされました。

それから夏休みに周りに内緒でこっそり通い始め、そのまま夏休み後も通常コースに申し込んで1年間通いました。今思うと気付かないうちに英語学習にハマっていました。

英会話学校時代(留学2年半前~1年半前)

英会話学校で授業を受けているうちに、先生とレッスン後に飲みに行くようになりました。まあ理由が理由なので、先生からしても「なんだこの面白いやつは」と思われたみたいで、「そんなに好きならこの後立ち飲み屋に行くか」と誘われるようになり、徐々に色々なイベントに誘われるようになりました。(ドライブ、ホームパーティー、事務員の退職お別れ飲み会等)

ほとんどの生徒は、テストのためとか転勤で必要だからという理由で勉強していて、仲良く話すけどプライベートの距離は取るみたいなスタンスだったみたいで、その中で自分は授業もプライベートも関係なく先生と接していたのがかなり面白く映ったようです。

通い始めて1年経った後に、一番仲が良い先生の故郷であるオーストラリアのブリスベンに初めての海外旅行に出かけました。「海外旅行実は行ったこと無くて」と飲みながら話したら、「お前それなら俺のところ来いよ!」という感じであれよあれよと話が進み、初めてなのに一人で、ホテルも予約せず、先生の兄弟・友達の家に泊めてもらう形で2週間過ごしました。この経験が留学先の決定に影響を与えます。

英会話学校終了後(留学1年半前~半年前)

特に大きなトラブルもなく旅行できたので、もう十分かと思って英会話学校を辞めたのですが、せっかく得た英会話スキルは失いたくなかったので、月に2回~3回ほど英会話グループに加わったり、京都の安いホステルに泊まりに行って一緒に泊まってる外国人と仲良くなって次の日一緒に観光したりして英会話スキルを維持することになりました。

英会話学校で出会った別の先生から誘われて始めたスイングダンスでも、外国人と毎週のように会うのでそこでも英語を喋ることになります。

自分にとっての「留学」

ここまで英語を勉強すると、はっきりと「仕事邪魔!」と思うようになりました。喋りたいことがいっぱいあるのに全然喋れない。でも勉強したいのに全然時間が取れない。仕事を辞めて留学したら、思いっきり英語勉強できるのに、と。

また、この時点ですでに英語を勉強しない人生は考えられませんでした。積み重ねたのを失いたくないという思いと、喋れるようになりたいという想いに引っ張られるような感覚で、ほとんど「英語は勉強しなければならないもの」というほどになっており、せっかくやるなら最高の状態、つまり留学しかありませんでした。

絶対留学したい。しないと人生絶対後悔する。

退職の意思表示(留学半年前)

最初は休職して留学してはどうかと思ったんですが、休職条件が色々ややこしかったのと、そもそも教師の休職は「教育に貢献するような理由」でないとできなかった(英語教師以外はほぼ大学院進学を想定)ので、そういう選択をしませんでした。

また、英語を習得したのに戻ってきたらまた仕事で全く英語を使わない状況に戻るのかと考えたら、この留学を活かすためには仕事を変えるしかないなと。投資額は英会話学校を軽く超えますし、さすがに趣味目的では釣り合わないです。

留学だけが退職理由では無いんですが、他の理由もそれなりに長いので割愛します。少なくとも留学は退職を後押しした大きな理由の一つです。

夏休み過ぎた後に校長に退職の意向を伝えて、年度末での教員生活の終了が決定しました。

最後に

「そうだ、留学行こう」なんて簡単に決めたわけではありません。30代は仕事の責任が大きくなったり、家庭を持ったりと、なかなか簡単に決断できるものではありません。

ポイントは「留学という人生の大きな変化を起こしたことを後悔しないと確信できるかどうか」だと思います。すでに小さな変化(語学学校に通う、外国人と接点を持つ)が起こっており、その変化を続けることができているならば、後は想いの強さだけです。

「あの時留学してたらどうだったんだろう・・・」と一生思い続けるだろうな、と想像がつくなら、想いとしては十分でしょう。

逆に留学を躊躇する要因があるなら、よく考えた方がいいでしょう。留学が人生において有利に働くかどうかは結局その後の本人の努力次第です。行けば全て上手いこといくものではありません。「行かなければ良かった」と思ってしまうかな、と思うなら留学ではない方法でしっかり勉強することもできるのでそっちを探した方がいいと自分は思います。

長くなりましたが、留学に至るまでの過程はこんな感じです。

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